八尾浴場支部から案内

銭湯のマナーとQ&A

昔ながらの公衆浴場を快適に過ごす、いくつかのお守りゴト♪
公衆浴場・銭湯にはさまざまな注意点がありますので、始めて銭湯へ行かれる方は、是非この機会にチェックしてみてくださいね。
【お風呂に入る前には”かかり湯”を】
浴場内に入って、いきなり湯船に入るのはダメです~

風呂桶でお湯をすくってか、シャワーなどで一度、身体をサッと湯流ししてから、お風呂に入るようにしましょう。
【タオルは湯船に浸けちゃ~ダメ】 
衛生上、タオルは湯船に浸けないで下さいね。
【シャンプーや石鹸などは持参しましょう~】
スーパー銭湯のようにカラン(洗い場)には石鹸・シャンプーは備え置きしておりませんので、各自で持参して来てくださいね。

※浴場により【手ぶらセット】のようにお風呂セット(石鹸・シャップー付)になってる場合もございます。各浴場でお確かめ下さい。
【身体や頭を洗うときは”洗い場”で】
ついつい湯船のヘリで身体や頭を洗うと、泡などが湯船に入ってしまいます。

また、洗い場では後ろに人がいる場合はシャワーなども飛ばないように気をつけましょう。
【浴場内では走らないようにしましょう】
浴場内は滑りやすいので走ったりすると危険ですので、ゆっくりのんびりして下さい。
【持ち込みドライヤーなどは禁止です】
脱衣場に備え付けのドライヤー(有料)をご使用下さい。 その他持ち込みは禁止です。
【お車でのご来場では駐車場をお確かめ下さい】
各浴場には駐車場を完備していない浴場もございますので、お車でのご来場の際は有料パーキングなどを利用して頂けるようお願い致します、路上駐車などはご近隣の迷惑になります上に、駐車違反などについては各浴場は責任を負いかねます。
※髪を染める・洗濯など・・・周りのお客様の迷惑になる行為は禁止、モラルとマナーを守って快適な銭湯をお楽しみ頂くようお願い致します。
銭湯 Q&A
Q・公衆浴場って何?
A・公衆浴場(銭湯)は難しくは【公衆浴場法】の【普通公衆浴場】に区分されており【日常生活における保健衛生上必要な入浴のために設けられた公衆浴場】に該当されてます。
簡単に言うと、【地域に密着した生活に必要な施設】として定められていて【料金】や【隣接距離】なども決められているのです。
公衆浴場法・第一条、二条の規定に沿った浴場が【公衆浴場(銭湯)】って訳ですね。
Q・スーパー銭湯とは違うの?
A・公衆浴場法の中で区分されており【スーパー銭湯】は【その他公衆浴場】に区分されており
地域密着性の概念や入浴料金の統一制度も決まってないのです。
銭湯は上記にも上げたように【料金の統一】や【地域密着】などの規定があり、
浴場内の設備も有料になってるものも多く、シャンプーや石鹸なども持参しないといけません。
入浴設備(石鹸やシャンプー、ドライヤー)などを無償提供できる程の入浴料金ではないので
手ぶらで銭湯に来ると、身体すら拭けない状況になる時もあります。
(銭湯によっては手ぶらセットなどもあります)
Q・なぜ?銭湯は番台なの?
A・公衆浴場(銭湯)は歴史が古く、創業何十年と営業してる銭湯もあります。
昔の銭湯の形式は番台式が普通だったために、古くからある銭湯では今も番台式が多いのです。
銭湯には子どもや老人の方も多いので、浴場内での事故(湯あたりや転倒)などを、早期発見するためにも、少し高い位置にある番台で場内を見渡し管理してたスタイルが主流になっていたと言われています。
スーパー銭湯の【フロント式(男女がロビーから分かれて入る方式)】に慣れてる方には、ちょっと違和感があるかもしれませんね。
Q・銭湯に持っていくものは?
A・銭湯によっては【手ぶらセット(石鹸・シャンプー・リンス・タオル)などがセットになってる場合もありますが、基本的には【お風呂セット一式】は持参しないといけませんね。
ただし…家で使ってるドライヤーなどは持ってきてはいけませんよ…
Q・かかり湯って何?
A・これは銭湯だけの決まり事ではなく、家風呂でもスーパー銭湯でも言えることですね。
かかり湯とは、入浴する前に身体にお湯をかけることです。
理由は【衛生的な部分】と【健康上】の理由になります。
衛生上ってのは、皆が入るお風呂ですので、汚れてる身体でいきなり湯船に入るのはマナー違反ですね、サッと身体の汚れを落としてから入るのがマナーです
健康上ってのは、特に冬場ですが、冷えた身体で、いきなり熱い湯に入ると血管が膨張したり、湯船から出る際に貧血になったり…事故の元になっているケースが多いので、まずはかかり湯で【今からお風呂に入るよー】ってのを身体に伝え、足からゆっくりと入浴するのが、身体に負担なく入浴できる方法です。
かかり湯ってのは、とても大事で深い意味があるものなのですよ。
Q・他に入浴については?
A・かかり湯を最初にする・・・って以外は自由に入浴すれば良いかと思いますが・・・一応、お風呂の流儀的な事で言えば・・・
【主湯】は最後・・・てのがあります。
主湯は大きめの熱いお風呂で、湯上がり時の【シメ】のようなお風呂にあたります。
浅いお風呂や泡風呂などのお風呂でゆっくり入浴し、出る際に主湯で締める…
保温効果を考えた入浴方法だと思いますね。
Q・正しい入浴方法って他にある?
A・上記ではお風呂の種類での入り方でしたが、正しい入浴方法と言うのは、基本的には【のぼせないようにゆっくりと入浴する】ってことです。
のぼせないようにするにはどうするか?…半身浴が最適なのですね。
肩まで浸かって入浴すると皮膚呼吸ができなくなり、体に負担がかかります。
半身浴で温まった血液を体内に循環させるほうが保温効果も高く、新陳代謝も促進できます。
よく子供が、肩まで浸かって、必死に100まで数えてますが…逆効果!皮膚呼吸が出来ない上に、急激に体温が上がるので、のぼせの原因にもなります。
お子様にはゆっくりと半身浴で入浴させてあげましょう~。
ぬるめの湯で、ゆっくり入浴することで【副交感神経】が刺激されて、リラックス効果やストレス解消などの効果が期待できます。
熱めのお風呂は【交感神経】が刺激されるので【目覚め効果】や【血行促進】などの効果に期待できるので、寝る前は【熱いお風呂に長湯】するより【ぬるめのお風呂の方が良い】訳ですね。
主湯は熱めのお風呂になりますから、サッと入って出るのが、寝る前のお風呂では良いかも知れません。
Q・注意することは?
A・特に銭湯だからと言って特別に注意することなどはありませんが・・・
ネットの普及、特にSNS(ツイッターやフェイスブック)に載せるのに、脱衣婆で写真を撮る人が居ますが・・・盗撮なので、絶対にしてはいけませんよ。
・あとは浴場内で走る・・・転びますよ…
・タオルを湯船に浸ける・・・衛生上NGです。
・浴場内で髪の毛を染める・・・他の人に迷惑なのでダメです。
・洗濯する・・・自分の家でして下さい…。
他人同士が入るお風呂なのでマナーが大切ってことですね。

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